みなさんに夢はありますか?私はあります。私の夢は、作家になることです。作家になる夢を持ったのは小六の夏で、まだまもないでもはっきりとした夢です。この夢をもてるようになったきっかけの本があります。その本は私にもう一つの夢をくれました。
私の夢のきっかけとなった本それは、「捨て犬、未来、命の約束」です。この本は、殺処分前日に保護された捨て犬「未来」が飼い主のしりあいがやっている和牛牧場に行って「命」について考えるというような話です。私はびっくりしました。いやショックでした。こんな風に捨てられて殺処分される犬やネコがたくさんいるんだと初めて知ったからです。そしてそんなことを平気でする人がいるということが悲しかったです。もう一つ考えたのは、「命の尊さ」についてです。私これまでに「命」というものについて考えたことがなかったからです。命はそう簡単になくならないものだと思っていたからです。でもちがいました。人の手によって簡単になくなってしまうと知ってしましました。だから私は思いました。「私も保護活動をしたい。」と。
でも保護活動をするのは私にはできません。その答えはもう出ています。そう目の前に。私は子供…。犬やネコを保護できるような年れいではありません。できるのは協力ぐらいです。でもそんな活動をしてくれている人がいることってキセキだと思いませんか?捨て犬・ネコにとっては「救世主」ともいえるでしょう。もしかしたら犬やネコを捨てる人間があふれている世界があったのかも知れないのですから。私はだからこそその人たちに協力したいです。今の私にできることそれは、この活動やこの本を広めることです。でも私は子供です。広められるのはせいぜい友達やその親ぐらい。でもそんなことやあんなことを広めたり、手伝ったりするために先生がいます。
私は学校の図書委員会の委員長です。自分で言うのもなんですが、私はたぶん6年生の中で一番本が好きです。読書が好きです。委員会の先生もクラスのみんなもそのことを知っています。そんな本好きな私だからできる本のことを広めたいです。
私は最初に「もう一つの夢」といいました。覚えていますか?「もう一つの夢」それは作家になることです。作家になって捨て犬や捨てネコのことや保護している人がいるということ、もっと考えなければいけないということ。作家になればそういうことをきっとたくさんの人に知ってもらえる。作家は本と人とをつなぐリボンみたいなものだから。そしてしょうらいは保護する。近い未来みなさんはきっと作家としてこのことを伝える私を目にするでしょう。いいえ、私が目にさせてみせます。